ジローの修理の合間にミツ子は良心回路を完全にしようとする…。
ミツ子「お願い。完全な人造人間になって。」
ジロー「ミツ子さんの願いでも…それだけはきけない。」
ミツ子
「なぜなの? お父様もきっとあなたが完全になるのを願っているのに違いないわ。」
(実際の地点は草木で視界が無いので、視界のある場所から撮影。)
ジロー「光明寺博士も? どうして。」
ミツ子「どうして、あなたにジローと名づけたか、判る。」
ジロー「いや。」
ミツ子「本当は、私たち姉弟に兄がいたわ。名前は太郎。」
ジロー「そうか、それで俺の名がジローなのか。」
ミツ子「お父様は死んだ太郎兄さんの強い正義感と平和を愛した」
「意志を継いでもらうつもりで、あなたを造ったのよ。」
ジロー「太郎は死んだのか。」
マサル「環境警備隊のチーフだったんだ。」
「山火事が起きて村を守るために死んだんだよ。」
ミツ子「その山火事を起こしたのがダークだったの。」
「ジローお願い良心回路の最後の部品をセットさせて。」
ジロー「俺は…俺は… あくまでも一人の男として、」
「あなたに接してきた。人間のつもりで。」
ジロー「俺のその体の中は心臓の代わりに動力エンジン、頭脳がコンピューター。」
「解っているが、見てもらいたくない。」
ミツ子「ジロー…。」
(現在周辺は草木が生い茂りとてもぼら納屋を望む事は出来ない。)
(4枚上の画像ではジローの足元にぼら納屋が確認できるのだが…)